こんにちは、
畑山です!!


さてさて、今日は
何にしようかと迷ったのですが…


少し昔の内容になりますが、
時間が無い中、夜な夜な作業をした思い出深い車を・・・


思い出深いその車は
メルセデスベンツSL63 AMG


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症状は、
冷却水がめちゃくちゃ減る
とのこと…


補充して数週間は大丈夫…


だけど…


しばらくするとまた
警告灯が付く状況です。

早速現状のチェックから…

外回りは、
フム、水漏れ無し。


何度見ても…
大丈夫だなぁ(^_^;)


ここで私、ピンときました。


もしやのもしや…


オイルフィラーキャップを外すと…


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ああ!出ました!
アカンやつ!!


クリーム状になり、
まるでカプチーノ状態のエンジンオイル


まさに、水とオイルが結婚したら、
こんなん出ましたけどって感じ!


これはいけませーん!!


テスターでチェックすると、
故障メモリーも左バンクのミスファイア。


スパークプラグを見ても
ベタベタ…


俗に言う、
エンジン…チン!って感じです。


車が軽自動車なら、
中古エンジンに交換!

で、終了なんですが…


車が車だけに、
中古エンジンなんてあるわけないし…


ダメもとで、エンジン分解しかありません。



というわけで意を決して、
ベンツの修理マニュアルを片手に、
左バンクのシリンダーヘッドの取り外し開始!


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どうやら車上で脱着出来そう!


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道のりは厳しかった〜f^_^;


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挫折仕掛けましたが…
何とか取り外し^ - ^;


慣れないエンジン、
更には分解には特殊工具


ふぅ、
まずはクラックのチェックを開始します。


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REDチェックという、
亀裂を診る液剤を塗布して乾かします。


亀裂は…
見当たらず…


まあ無くてよかったのですが…
あれば、シリンダーヘッド交換になるので
(軽自動車の中古車が買える位のお値段(^_^;))


各部を点検!
特に問題なし…


今のヘッドガスケットは、メタルの複合の為、
ガスケット不良なのかどうかわかりにくいんです。


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それから、シリンダー側も、
亀裂がないかチェックして…

うん、問題なし。


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ついでに、エンジン廻りをきれいにして ← これ・・・こだわりなんです!ただ組むだけではなく気持ちが肝心!!!

悪戦苦闘しながら組み上げました!


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冷却水を入れて…

エンジンオイルを入れて・・・

エンジン始動!








快調!^_^)v


さらにエンジンオイルを2度入替えて、
カフェオレ状のオイルを、綺麗な色のオイルになるまで洗浄!


試運転して、

水漏れなし!
OK!!


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あ~良かった(^_^;)
何とか、無事に完治…


しばらく様子を見ても、
大丈夫そうです!


ホント、気を使う子です!


高額車恐るべし(^_^;)


では…また…。


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